クリーニングに出す基準って?
クリーニングに出す基準って?
今、衣替えド真ん中の時期ですね。
冬物のクリーニングで来店されたお客様によく聞かれます。
例えば、こんなふうに。
「2回しか着てへんねんけど、クリーニングせなあかんやろか?」
これ、本当によく聞かれます。
はっきり言います!
「わかりません!」
それでは身も蓋もありませんよね(笑)
考えてみてください。
お客様がどんな状態で「2回」着用されたのか、私達にはさっぱりわかりません。
一回一回がどれくらいの時間だったのか、さっぱりわかりません。
なのに、クリーニングしときましょう!
と申し上げると、決まって
「え〜、もったいない」
と、おっしゃいます。
そこで、皆さんに申し上げる、
クリーニング店として、プロとしての基準をお話しします。
①丸1日着用してお出かけしましたか?
②それを着てお食事されましたか?
この2点です。
どちらかひとつでも当てはまれば、
クリーニングしておきましょう。
理由を言いますと、
1日出歩けば排気ガスなどにも晒されていますし、どこで何が付着しているかわかりません。
また、お食事をすれば目に見えなくても、必ずと言っていいほど食べ物の何かが付着しています。
いかがでしょうか?
わかりやすく簡単な基準ですよね。
さあ、基準もわかったところで、衣替えの仕分けしちゃいましょう!
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。