柿の渋(シブ)がついたというご相談、今非常に多いです。
柿の渋(シブ)がついたというご相談、今非常に多いです。
当店は店舗兼住居なので、
いつもは家の方のチャイムを押す友人が、
珍しくお店の方から訪ねてきたと思ったら、
「今日はお客さんやねん。
Tシャツに柿のシブをつけてもた、家で洗っても取れへん」
「友だち割引で、サービスしてな」
なるほど、そういうことね。
はい、任しとき!
ビフォー。
小さな二つの点がわかりますか?
これだそうです。
「こんな小さいシミのことか?
こんなんわからへんわ。
だれもお前のTシャツのシミなんか気にせえへんぞ!」
「高くつくで〜」
などと、こちらも悪態を吐きつつ(笑)
アフター。
はい、スッキリキレイになりました!
聞けば、買ったばかりのスポーツブランドのTシャツだそうです。
柿のシブの他にも、栗のシブ、コーヒーに共通しているのは、ポリフェノール(細かく言うと、柿や栗はタンニン、コーヒーはカテキン)で、これらは空気中で酸化して固まりやすい、という特徴があります。
だからお家の洗濯ではなかなか落としにくいシミになります。
実はこうした柿の渋がついたというご相談は今、非常に多いですよ!
そんな時はやっぱりクリーニング屋さんの出番です。
今回のような小さなシミでも、遠慮なくご相談くださいね。
もちろん早ければ早いほどシミが取れる確率が高くなるのはいうまでもありません。
でも、今回、こうやって気軽に友人がクリーニングを持ってきてくれるのは本当に嬉しいものですね(*^^)v
ちなみに、
豚骨ラーメン叉焼増し一杯🍜で手を打ちました(笑)
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。