もうあかんかなあ、やっぱり捨てよかなあ?
もうあかんかなあ、やっぱり捨てよかなあ?
って言いながら来店されます。
お直しを持ち込む時のお客様はだいたいそんな感じです。
品物をを見せてくださるのはそのあとです(笑)
と、いうことで、最初はこちら。
袖が見事に裂けてしまってますねー。
確かに「もうあかんかなぁ」って思いますよね。
でも待ってください。
ちょうどストライプ柄に沿って避けています。
これを利用して直しちゃいましょう!
アフター。
いかがでしょうか?
写真では確かにつまんだ後は見えますが、着用すれば言われなければまずわからないと思います。
これで来年の夏も、このブラウスを着ることができますね。
次の事例は、こちら。
学生ズボンの股の擦り切れです。
体育会系の生徒さんのズボンに多いです。
表から見るより、広範囲に記事が遅くなってしまっているのが特徴です。
アフター。
少々大掛かりな修理になりましたが、
はい、この通り。
裏から当て布をして細かくミシン掛けしたことで前より丈夫になりました。
これでなんとか卒業まで履けるかな?
最後はこちら。
ブレザーの襟の首の当たる部分です。
実はこのほつれもよくあります。
アフター。
はい、しっかり縫い直しました。
これからのシーズンにぴったりのブレザー。
また、活躍してくれそうですね!
いかがでしょうか?
今回は三つの例だけご覧いただきましたが、
意外と綺麗に治るなーって思いませんでしたか?
諦めてさっさと捨てて新しい服を買うのもいいですが、
やっぱりお気に入りの服は長く着たいものですね。
クリーニングと一緒にお直しをしてくれるお店は結構あります。
諦める前にまずお近くの個人のクリーニング店でご相談くださいませ。
仕舞い洗いと一緒にいかがでしょうか?
もちろん当店でも大歓迎ですよ!
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。