まあ色んな事情があるんでしょうけど。
まあ色んな事情があるんでしょうけど。
今、衣替えで通常よりもたくさんの服が集まってきます。
その仕分けをする時に、
まず見るのが、
ケアラベル(洗濯表示)です。
これについては、
以前にもこんなブログ書きました。
今回は、それ以降で最近見かけた
三つの例を紹介します。
まず1つ目。
世の中の田中さんごめんなさい。
お客様が書いたのならいいんですけど、
クリーニング店が書いたのなら・・・(;-ω-)ウーン
ふたつ目。
文字や絵表示が薄くなってほとんど読み取ることができません。
これもよくあることですが、
(あっては困るんですけどね)
クリーニング屋さんは困るんです。
最も大事な組成表示(毛○%、綿○%とか)
が見えないと本当に困るんです。
本当は、着用できる期間は外れることなく、
文字もしっかり読み取ることができないといけません。
これは、家庭用品品質表示法、という法律にも明記されています。
三つ目。
これもよく見ますよね。
予備ボタンがこんなところに縫い付けられています。
これってアパレルメーカーさんはどう思ってここにボタンを付けてるんでしょうね。
まるでケアラベルを読んで欲しくないような感じです。
四つ目、最後です。
残念ながらこれはお客様の仕業です。
ほとんどの場合は、
邪魔になるから切っちゃえ!
なんでしょうね。
なんなら、ハサミのマークが書いてありますもんね!
ご存知ですか?
ケアラベルのない品物は、
ほとんどのクリーニング店では
断られるはずです
当店でもお預かりしますが、
クリーニング保証はお付けできません。
また、素材が全く分からないので
もっともデリケートなクリーニングをしなければならないため、
別料金がかかることになります。
これを読んだあなた。
これからは絶対切り取らないでくださいね。
ケアラベルは、皆さんが思うより何倍も大切なものなんですよ。
特に素材を知る上で唯一の証拠なんですから。
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。