あけましておめでとうございます!
あけましておめでとうございます!
2018年の最初のブログです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
年の初めになにを書こうか考えました。
私達クリーニング屋さんが使う道具は、
そういえば年末にボタンを付け外しするツールを紹介しただけでしたので、
クリーニング屋さんの道具を紹介していきたいと思います。
そして、クリーニング屋さんといえば、まず「アイロン」ですよね!
ということで 、早速紹介しましょう。
まずは、電気加熱式蒸気アイロン
業界では「電蒸(デンジョウ)アイロン」と呼んでいます。
これは当店の現役1軍のアイロンが故障した時に登場する控え選手、ピンチヒッター要員です。
修理待ちなんてできませんから、常に予備がスタンバイしているわけです。
ちょっと型は古いですが、ほぼ新品です。
こんな感じで持ちます。
白いレバーが蒸気を出すレバーで写真のように指をかけて調節します。
アイロン面。
テフロン加工されています。
ポツポツ空いている穴は蒸気の出る穴です。
見た目はご家庭のアイロンとほぼ同じです。
さあ、ここからがハイライト!
写真をよーく見てください。
アイロン面に定規を当てています。
船底のように反っているのがおわかりでしょうか。
ここが家庭用アイロンとの決定的な違いです。
底面が反っていることで、凹凸に引っかかりにくく、スムーズに大きくアイロンを動かすことができるんです。
あと、重さ、ですね。
圧倒的に重いです。はかりがないので正確な重さはわかりませんが、2㌔はあると思います!
温度調節のツマミです。
アイロンする物の素材や品物によって、
かなりシビアに調節するんですよ。
これは蒸気の熱だけで加熱するタイプの
ヒートレスアイロン。
そのため温度調節機能はありません。
この他、写真はありませんが、
電気加熱のみの通称「焼けアイロン」
という物もあります。
また、アイロン台にも家庭用には無いクリーニング屋さんならではの機能があるのですが、またの機会に紹介しますね。
それでは、
本年もどうぞよろしくお願いします。
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。