冬といえばいや〜なアレの季節ですね〜。
冬といえばいや〜なアレの季節ですね〜。
今年は寒くなるのが少し早いようですねぇ。
寒くなって空気が乾燥してくると、そう、いや〜なあの季節です。
家のドアノブだったり
車に乗る時だったり
そう、特に金属に触れる時に起こる、パチっとくる静電気です。
そこで、この静電気のメカニズムについてちょこっと調べてみました。
まず、原因としては、
①摩擦
昔、子供の時に頭に下敷きをくっつけてこすって髪の毛を立たせて遊びましたよね。
やはり摩擦は大きな原因のひとつです。
サラサラなもの同士の方がザラザラのものよりも、摩擦は起きにくいです。
例えば、比較的サラサラなヒー○テッ○のような肌着の方がリブ編みのザラザラのセーターよりも摩擦は起きにくいです。
古くなって毛羽立った肌着も摩擦が大きいです。
また、繊維の種類の組み合わせによっても。
下の図を見てください。
組み合わせが左右離れていればいるほど、静電気は発生しやすくなります。
例えば、ポリエステルの下着を着て、アクリルのセーターを着ても静電気は発生しにくいんです
ところがアクリルのセーターを着て、ウールのコートを着ると、静電気は発生しやすくなる、ということになります。
②乾燥
空気が乾燥していると、たまった静電気が放電されにくいので、どうしてもパチっとと来やすいです。
気温25度以下、
湿度20%以下
で発生しやすくなると言われています。
寒くなると、
汗をかかなくなる→乾燥
重ね着をする→摩擦
と、冬は条件が重なる訳ですね
ここで衝撃の事実が!
静電気はドアノブ等の金属からくるのではなく、実は体にたまった静電気が放電される時に起こるのです。
どういうことかと言うと、
人→+(プラス)に帯電
↓
ドアノブなどの金属から-(マイナス)をもらう(引き寄せる)
ということになります。
ここで人が+(プラス)に帯電する理由として、もう一つ意外な事実が( °O° )
人の体はイオンバランスが崩れた時、
例えばストレス、病気、不健康が原因で-(マイナス)の電気が体から奪われるそうです
- プラスの活性酸素が増加、いわゆる酸化(老化)
これは静電気の発生量が健康のバロメーターと言えるかもしれませんね。
予防法の一つとしてミネラル補充(カルシウムマグネシウムカリウムナトリウムなど)も有効と言われています。
普段の予防法としては、
ドアノブなどの金属を触る前に壁に触る事でゆっくりと壁に放電される。
そっと触らずパッとつかむ
これは放電に必要な適度な隙間を作らないようにするためです。
ハンドクリームを塗る
肌の保湿をすることで静電気そのものが発生しにくくなります。
髪の毛の保湿
髪の毛は純毛?(笑)ですから+プラス静電気の大きな発生源だそうです。
いかがでしたか?
まさか、体調まで原因とは私も意外でした。
空気の乾燥や摩擦は自分の力だけではどうにもなりませんし、完全に防止することは不可能かもしれませんが、体調管理など静電気と上手に付き合っていきたいですね。
ちなみに、
当店のクリーニングはドライクリーニング、ランドリー全て静電防止剤配合の仕上げ剤、添加剤で加工しております。
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。