クリーニング屋さんが今の時期にする事。
クリーニング屋さんが今の時期にする事。
クリーニング屋さんはこの時期、いわゆる閑散期です。
冬場はどうしても着替えるサイクルが長くなるからです。
この時期を利用して、各クリーニング店さんは機械のメンテナンスをしたり、レイアウトの変更をしたりすることが多いです。
当店も今回、大幅なレイアウトの変更をしました。
クリーニング機械の配置を変えるのですが、重量も相当あるので、かなり大掛かりな作業となりました。
最も大きな機械を一旦外に出して、その他の機械を動かした上で室内に戻し、元通りに作業できるように復元します。
当たり前ですが、今回は専門の機械業者に作業をお願いしました。
このコの字型の部品はハンガーにかけた品物をそのままスライドさせるパイプの受ける部品です。
機械の移動の妨げになるので一旦全て外します。
油圧ジャッキでニックと呼ばれる移動用のジャッキを入れる空間を作ります。
これがニックです。
一トン以上ある機械をこれに乗せれば移動することができます。
機械を移動した状態。
移動が済んだらハンガーレールを元通り組み直します。
今回の目的。
この40数㎝を広くするために足掛け三日の大作業となりました。
工場内の移動がとてもスムーズになりました!
あとは微調整。
それが済んだらパネルカーペットの貼り直し。
こんな時のために余分を在庫してありました。
この作業は、また後日ということで。
【この記事を書いている人】
平櫛 貴夫
(毎日屋クリーニング店 店主)
兵庫県尼崎市でクリーニング店を営んでおります。
地域の方から頼りにされ、地域に恩返しできるクリーニング店を目指し、「洗い」と「仕上げ」にこだわりを持って運営しています。